経営委員会 意見交換会 南大阪技専校 UpDate:2017/01/10
                    
                        
                          - ■意見交換会を開催
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							日  時 平成28年10月4日㈫ PM3時から5時
 出席者数 経営委員   7名
 組合事務局  2名
 南大阪技専校 3名
 場  所 大阪府立南大阪校等職業技術専門校
 テ ー マ 人材確保の取組み方を考える
  南大阪技専校の先生と車体組合・経営委員会のメンバーにより意見の交換を行う
							経緯 南大阪技専校の先生と車体組合・経営委員会のメンバーにより意見の交換を行う
							経緯
 平成28年5月開催の経営委員会の議題を「人材確保」で取り組んだのを皮切りに同内容で3回の委員会を経ている。
 
 これまでの課題
 *車体整備業界の魅力を伝える。
 *組合員間で人材の助け合い。
 *職業訓練校学生とのセミナー開催は?
 *ホームページの有効活用について。
 *引退された職人さんのバイト的な斡旋や技術の伝承。
 *学生へのアンケートと合同勉強会開催に向けて。
 *学校側の了承が必要であり、先ず相談することとしていた。
 *第3回委員会は、南大阪技専校の施設見学を含め同校で行った。
 *学生との勉強会は、座学から行い、次いで「匠の技」披露も含めアピールポイントの紹介などで理解を深めていくこととしていた
 
 ◆意見交換会の開催
 坂本浩司・経営委員長は、今回の意見交換会の開催にともなう、学校側のご協力への謝辞と車体整備業界の人材確保への実情を説明。
 意見交換会の目的として、進化しつづける自動車の構造と装備に対応出来る若くて有能な生徒に車体整備業で働く魅力や楽しさなどを知ってもらい、卒業後や将来の就職先の選択肢に入れてもらえればと趣旨を述べた。
  写真は坂本委員長 写真は坂本委員長
 ★委員会から、生徒を対象にアンケートを依頼していた。
 ★南大阪技専校の基本データ(P.P.拝聴)
 ○設立 平成18年4月
 自動車整備科、車体整備科の2科として開設
 〇編成 平成28年4月
 自動車整備科、車体整備科を統合し自動車・車体整備科を開設
 〇訓練内容
 2年制
 定員30名
 対象18~34歳
 1年次→3級自動車整備士養成課程
 2年次→自動車車体整備士養成課程
 〇生徒の年齢
 24歳までが多く30歳過ぎの生徒は少ない。
 〇生徒の居住地
 学校に隣接の地域からの入校は目立つものの北摂や大阪市内及び他府県からも少なくないのが現状である。
 〇就職先(車体整備科)
 自動車ディラーを含め板金塗装業への就職が圧倒的に多く内専業の板金塗装業へは30%と成っている。
 〇就職支援室の職員が2名体制で対応。
 〇整備士養成課程のため、終了後に整備士資格を受験し、入社。
 ★生徒からの捉え方
 ○板金塗装の専業者へのイメージ
 *職人技、職人気質
 *いろんな車の板金ができる。
 *技術を持った職人がいる。
 *街の小さい工場
 *給料、休みが少ない
 ○ディラー等大手企業を選択した理由。ディラー以外を選択しなかった理由。
 *大企業の安定性
 *給与・休日・ボーナスなどの待遇面
 *大企業で働いてみたかった。
 *ブランド力
 *教育制度の充実。技術を学べる
 *最新技術がある。
 ○ディラー以外の企業が優れている点は
 *特定車種や交換作業でなく、板金ができる。
 *保険交渉なども覚える。
 *親しみやすい
 *独立しやすい
 *内容がディープ
 *カスタムな仕事が幅広い
 ○就職先としてディーラー以外の企業を選択するには、企業としてどのような対策が必要か
 *社長が、直接生徒と懇談し内容を詳しく説明
 *1日インターシップを実施
 *実力や名前をPR
 *賃金改善、会社内容のオープン化
 *車体整備の良さをPR
 *超一流の腕をPR
 〇学校内において、組合等がセミナーを開催する場合の望む内容は
 *各社が同一日にプレゼンを行う。
 *仕事の内容、先輩の話
 *ディープな仕事や手に職が就く内容。
 *ディーラーより優れている点。
 *素人にもわかる話し
 *板金塗装業の仕事を見てみたい。
 ★南大阪技専校の生徒を対象に組合企業との就職拡大対策(案)
 〇学校での合同企業説明会の実施
 *複数企業によるブースを出展。生徒が回る。
 メリットとして、多くの生徒と直接接触できる。デメリットは、早期の採用計画が求められる。
 〇長期インターシップ
 (アルバイト)
 *社長が学校に赴き、実習等を見学。生徒と話し合いインターシップ後入社へと導く
 〇未経験者の人材確保
 *ハローワーク等で入社希望者が未経験の場合学校に誘導し、終了後入社してもらう。レベルアップ後の採用となる。
 
- ぎせんこうスタイル
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                          新しい就職活動のカタチ
 *自動車整備科     4月入校・2年訓練
 *電気主任技術科    4月入校・2年訓練
 *Webシステム開発科 4月入校・1年訓練
 *自動車・車体整備科  4月入校・2年訓練
 *空調設備科      10月入校・1年訓練
 *情報通信科      4月入校・1年訓練
 *環境分析科      4月入校・1年訓練
 ~入校への道を~
 ★南大阪技専校の電話 0722-53-3005
 
 〈坂本委員長所見〉
 今回は、学校側の柔軟な対応や想像以上に準備していただいていたことに、ただただ驚きと感謝・感謝でした。
 そして生徒さんの就職までのフローや先生の考え方板金塗装工場へのイメージや多少の期待感を沢山感じることができた有意義な時間でした。
 また今回の内容を踏まえて今後の勉強会開催の具体的な内容も決めていきたいと思います